本当に久々のNTパソコン(IBM製)の修理です。WindowsNT4.0が発売されたのは1996年ですから,15年以上前のパソコンです。操作方法や設定方法がすぐに思い出せませんでした。

工作機械に組み込んであるパソコンなので,何とか使えるようにしてほしいということでした。もしパソコンが使えないとなるとシステム全体のリプレースで数千万の費用が発生するそうです。

中を開けてみるとSlot1のPentiumIIで,リテンションを止めるプラスチックリベットが劣化して折れてしまい,CPUが固定できません。マザーボードを外しボルトとナットで補強し,正常に起動するようになりました。

しかし,このころのパソコンは丈夫ですね。それ以外には特に問題がありません。なんとかもう数年持ってほしいものです。